ペロポネソス戦争
【次回予告】
デロス同盟において横暴すぎるアテネのふるまいに不満を抱いたポリスたちはアテネがコリントスの植民地をうばおうとしたのをきっかけに結集し、紀元前431年、スパルタを盟主としたペロポネソス同盟とペロポネソス戦争を起こすことに…
私(アテネ)、一体どうなっちゃうの〜〜〜?!
はい、こちら前回の予告ですね。今回はペロポネソス戦争について触れていきますが、いうてそこまで内容重たくないよう\どっ/(笑いがWWWWWW止まりませぬWWWWW)
…
はい、ないようがないようなので、うっうっ、くそつまらんダジャレを言ってしまいました。殉教します。ダジャレ信仰は周りからの白い目に殺されるのです……でも、私が死んでもみんなの心の中にダジャレは永遠に……
やめました。ごめんなさい。
【ペロポネソス戦争】前431〜前404
アテネ中心のデロス同盟とスパルタ中心のペロポネソス同盟の戦争です。
アテネは負けます。
スパルタ側にはなんといってもあのアケメネス朝がついていたのでねえ…アテネ、どんまい。
アテネが負けた原因の一つにペロポネソス戦争の初期にペリクレスさんが病死してしまうってのがあります。アテネの民主政、最盛期をつくったペリクレスさんが死んでしまうんです。
指導者を失ったアテネは扇動政治家(デマゴーゴス)によって混乱させられてしまいます。
こうしてアテネの国力はだんだん衰えていくのです、、、かなしい、、、
スパルタは負けたアテネに寛大でした。虐殺は行わず、城壁の撤去、植民、艦隊の放棄を要求しただけでしたぴょん。
その後紀元前404年、スパルタの後ろ盾で30人の僭主による寡頭政がはじまりましたがあんまりいい政治ではなかったようでわずか一年で民主政に戻ります。
ということで、アテネに勝ったスパルタがへっへっへ〜となっていた!と思いきや、前371年、テーベってポリスが現れてレウクトラの戦いでスパルタを倒してしまいます。エパメイノンダスさんが指導しました。
ポリス間の絶え間ない戦争によって農地は荒れ果てて、平民は困ってしまいます。追い打ちをかけるように貨幣経済が浸透して貧富の差は拡大していきます。
武器を買うお金がなくなって平民は戦えなくなるので、傭兵っていうお金をもらって兵隊をやる人たちがはやり出します。
ペロポネソス戦争期に市民間の団結が失われたのも、戦争で土地を失って市民が没落し、傭兵が中心となったため市民皆兵の原則が崩れたからってわけですね。
そんな中、北の方からマケドニアって国がやってきて、
カイロネイアの戦いによってアテネ・テーベ連合軍は敗れてしまいます。
かなしい。
これでアテネらへんはおしまいです。次は私の苦手なヘレニズム時代が始まるのです…