ギリシア文化・ヘレニズム文化
文化がやってきました。
文化はねえ…作品名とか覚えるだけだと暗記になっちゃうじゃないですか。だから概要をなんちゃらぺでぃあとか、Youtubeで紹介してたりもするので見て、気になったやつは本借りたりするといいよー。
ギリシアでは、多神教で主神がゼウスであるオリンポス12神を信仰していました。
【文学】
<叙事詩>
ヘシオドス『労働と日々』『神統記』
出来事をありのままに歌いあげる詩ですね。ホメロスの叙事詩はトロイア戦争について書かれていて、それを元にシュリーマンはトロイア文明を発掘しました。
ヘシオドスは農民の生活を中心に詩を書いたよ。
<叙情詩>
サッフォー 当時は珍しい女性の詩人でした。恋愛の詩を書いた人です。
アナクレオン 酒や恋愛について書いた人です。
ピンダロス オリンピア競技の優勝者をたたえた詩を書きました。アレクサンドロス大王はこの人の家だけ破壊しなかったよね。
<悲劇>
アイスキュロス『アガメムノン』…ぐちゃぐちゃの人間関係、アガメムノンの暗殺とその子が復讐するお話
ソフォクレス『オイディプス王』…信託の通りに物事が進んでいくお話
これね〜高校2年生の私は苦手だった。わけがわからなかった。文化史がそもそも苦手、覚えるだけでつまらんし。
でもね、読んでみるとこれはまた結構おもしろいんですよ。
全部何というか、人間関係ドロドロだしカタカナばっかでわかりづらいかもしれないんだけどね。おすすめの動画のリンクを埋め込んでおいたので是非見てね。私は特にオイディプス王が好きだった。本借りて読むくらい好きだった。
<喜劇>
悲劇の次は喜劇です。
アリストファネス『女の平和』『女の議会』
女の平和は戦争に明け暮れる男たちに愛想を尽かした女たちがセックスストライキをするお話。これはペロポネソス戦争を風刺していて、作者の平和への熱望に溢れていました。女の議会は当時参政権がなかった女性が男装をして自分たちに有利な決定をしていくってお話。
【哲学】
<万物の根源(アルケー)は何か、という自然哲学>イオニア地方ミレトスが中心
タレス…水
アナクシマンドロス…無限なる物
ピタゴラス…数
ヘラクレイトス…火、万物は流転する
デモクリトス…原子
<ソフィスト>
プロタゴラス…人間は万物の尺度
<アテネ哲学>
哲学に関しては、ギリシア最後の記事で触れるのでここではさらっとにします。
本を読んでそれをもとに書こうと思ってます。たのしみー!明日やろっと。
【医学】
ヒッポクラテス…医学の父
【彫刻】
フェイディアス…アテナ女神像
<神殿建築>
初期 ドーリア式…ほとんど装飾を用いていない(パルテノン神殿)、荘重
中期 イオニア式…優雅、渦巻き装飾が特徴(ニケ神殿)
後期 コリント式…華麗、柱頭のアカンサスの葉の装飾が特徴(ゼウス神殿)
優雅と華麗の違いってなんや><
【歴史】
二人とも歴史ってのを書きました。
ヘレニズム文化
アレクサンドロスさんは東西融合政策をしました。世界市民主義(コスモポリタニズム)の風潮があります。ポリスや民族の枠にとらわれない考え方のことですね。
【彫刻】
「ミロのヴィーナス」「ラオコーン」「サモトラケのニケ」
【哲学】
ストア派…ゼノンが中心。禁欲主義。
【自然科学】
エラトステネス…地球の周囲の長さを測定
エウクレイデス…平面幾何学を大成(ユークリッド、っていいますね)
アルキメデス…てこの原理、浮力の原理
プトレマイオス朝の首都アレクサンドリアにあったムセイオンという研究機関は自然科学の中心となって、大図書館や天文設備も設置されました。
こんなもんですか!文化はただ羅列しただけになっちゃうのが申し訳ない。哲学だけ次の記事でちゃんとまとめます。わーギリシア哲学ー!たのしみー!
意外と一日でギリシア全部まとめられちゃった。やったね。
それじゃあ、おやすみなさい。