すやすや世界史B

ねころがりながら復習するためのまとめ

エーゲ文明 (クレタ文明、ミケーネ文明)

もくじ

 

こんにちは、私ちゃんです。ハンドルネームをwhite lotusに決めました。ろーたすてゃ!と呼んでください。ろーたすてゃ!は今日中にギリシアの記事書き終わんないかな〜などと思っております。難しいかなあ……

 

はい、ということでエーゲ文明をやっていきます。

地図を貼ります。

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エーゲ海らへん

文字の太さが均一じゃないのは非常に申し訳ないと思っています。てへぺろ。(古い)

地図中のトロイアとかがあるのがアナトリアヒッタイトがここの東らへんにいるイメージです。ヒッタイトが現れるのはエーゲ文明が始まってちょっとしてからなんだけどね。この地図の西の方にイタリア半島があります。

 

【エーゲ文明】前30世紀〜前12世紀

エーゲ文明はエーゲ海周辺の、オリエント文明の影響を受けた青銅器文明です。前期はクレタ文明、後期はミケーネ文明で、トロイア文明も含まれます。

 

クレタ文明】前20世紀頃〜前14世紀頃

ギリシア神話に登場する伝説的な王の名を取ってミノス文明とも呼ばれます。

クノッソスを中心に栄えました。

王が強大な力を持つオリエント風の政治が行われました。城壁がなく開放的な性格で、写実的な海洋文明です。クノッソス宮殿にはラビュリントスという迷宮があって、ミノタウロスを幽閉するために建てられたんだとか。

エジプト中王国と交易を行いました。

発見したのはイギリス人のエヴァンズで、絵文字や線文字Aも見つかりましたが、未だ未解読です。解読したいめうね。

アカイア人によって滅ぼされたと言われています。

 

【ミケーネ文明】前16世紀〜前12世紀

バルカン半島を南下してきたギリシア人の一派アカイア人は、ミケーネ、ティリンス、ピュロスなどに都市を建設しました。クレタ文明はクノッソスだけだったけど、ミケーネは小国家が分立しています。

開放的だったクレタとは違い、ミケーネさんは城塞のある王宮を中心に貢納組織と官僚制を持つ王国が形成されます。城塞があるってことは好戦的な文明だったってことです。

貢がれた物は王宮で働く職人や奴隷を養うために使われました。

発見したのはドイツのシュリーマンシュリーマントロイア文明も発見します。

小さい頃に聞いた伝説のトロイア戦争を実在すると信じ続けて発掘までしちゃったドリームボーイですね。

ヴェントリスが解読した線文字Bが使われました。

ドーリア人または海の民によって滅ぼされます。

 

トロイア文明】前26世紀〜前12世紀ごろ

クレタ文明ミケーネ文明と同時期の文明です。栄えたのはミケーネ文明と同時期らしい。

ホメロスの『イリアス』で物語られるトロイア戦争の舞台になりました。ミケーネとトロイアが一人の女の子を巡って戦争するやつですね。トロイの木馬によってミケーネ側が勝利します。

カゲロウプロジェクトってのにエネの電脳紀行って曲があるんですけど「あぁ、トロイの夢詰み込まれた継ぎ接ぎだらけの木馬が言う」って歌詞にもなってます。コンピュータの用語っぽいです。カゲプロは私の青春でした…

発掘したのはシュリーマンアカイア人によって滅亡します。

 

【暗黒時代】前12世紀〜前8世紀

エーゲ文明が滅んでから400年ほど暗黒時代というものがやってきます。

史料がまったくない時代です。こまったちゃんである。

この時期に経済的には鉄器が、文化的にはフェニキア文字が普及します。

人々が定住地を求めて移動した結果、ギリシア人はイオニア人ドーリア人、アイオリス人に分かれます。

 

はい、次回はポリスの成立です。たいよろだよ〜!